長期使用で利益確保
携帯電話の販売で「今ならタダ」という広告が出ていることがあります。
あるいは非常に低価格で携帯電話が販売される場合があります。
携帯電話の製造には原価がかかっているので、無料で販売すればその限りでは単純に赤字になります。
しかし、顧客が購入したあとの通話料や付加サービスによる利益確保を期待して、このような価格設定を行うのです。
これは、関連製品の購買効果を期待した価格設定といえます。
そのため携帯電話の場合、無料で購入できる代わりに一定期間、顧客との関係を確保するために2年以上の契約が必要、というような条件が付けられていることが多いようです。