マーケティングにおける組織の存在意義

組織

組織、団体の存在意義を理念、未来像、価値で明確にする

企業や団体などの組織にとって、ブランドの評判は非常に重要です。

コトラーも、マーケティングではブランドの評判がすべてであると述べています。

もし、まったく無名のポータブルプレイヤーと、アップル社のiPodが同じ品質で金額もそれほど変わらなければ、多くの人がiPodを手にすることでしょう。

それほどにブランドの持つ価値は大きいのです。

ブランドの価値は金額だけではない

ブランドの価値は、たんにプロダクトの金額に反映されるだけではありません。

iPhoneの場合、登場と共に多くのアプリケーションが充実し、スマートフォンの代名詞として市場そのものを作り出しました。

そのスマートフォン市場は、いまなお急速に拡大しています。

このことは、組織やプロダクトのブランド価値が高まれば社会における存在意義が高まり、広く影響を及ぼす好例といえます。

スポーツ組織にとっても、ブランドは重要です。

スポーツ組織は、企業同様にマネジメントとしての取り組みが必須で、組織としての理念(ミッション)、未来像(ビジョン)、価値(バリュー)のもと、自らの位置付けを明確にすることが必要です。

そして、またこのことは組織の存在意義の向上につながることになるのです。

スポーツ産業は、心と体に(感動と体感)に向けて行われるサービス業である コトラーは、サービス業はホテルやレストランに限らず、どのような...