スポーツの普及と振興:社会事業の7つの視点

スポーツの普及活動

スポーツの普及と振興

スポーツでは、普及と振興が非常に重要な取り組みです。

もちろん、どのスポーツも、普及と振興に努めていることと思います。

野球教室などの子どもたちを集めたイベントもその一つです。

ただ野球に限らず、このような、すでにそのスポーツをやっている子どもたちを対象とするのは、あくまでも「振興」であって普及とは違います。

広い裾野を確保するには、まだそのスポーツを始めていない大人や子供を対象とした普及活動が必要です。

その点、Jリーグのチームでは、定期的に幼稚園を訪問して、まだ競技に参加していない幼児にサッカーを広めるなど、底辺の拡大に努めています。

当然のことながらこれらの活動は、直接的または即効的な収入にはなりません。

また、仮にボランティアのように労働対価の負担は不要であっても、現実には移動費用や諸経費などのコストは必要で、次に何も発展しなければ事業的には赤字ということになります。

スポーツを事業とした場合の普及や振興活動には、常に収益につながる仕組みや事業側に利点がなければなりません。

普及や振興活動は、広報活動の意味合いで行うのか、あるいはプロダクトの販売に直接的につながるプロモーションとして行うのかなど、事前によく検討しておかないといけません。

よくある受け入れ側の勘違いは、事業側の活動や明確な意図を理解しないまま「普及や振興=無料」と端的に考える傾向にあることです。

なぜ、普及や振興活動を行うのか…。この問いにしっかり答えるためには組織としての方針や方向性を徹底し、受け入れ側にもある程度の説明を行うことが重要なことです。

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