ブランドとブランディング:スポーツビジネスと価値

ブランド

ブランドとブランディング:スポーツビジネスと価値創造

ブランドの起源は、その昔、家畜の識別のために「焼き印を押すこと=brand」に由来するといわれています。

しかし、ブランドはいまや非常に複雑な意味を含むようになりました。

ブランド、という言葉自体は、日常的にごくふつうに使われていますが、意外にきちんと理解している人は少ないようです。

ルイ・ヴィトンやシャネルなどのヨーロッパの高級ブランドがブランドであると思っている人も多いのですが、それはあくまでもブランドの一部に過ぎません。

また、ブランドを商標(商品やサービスに付けるマーク)のことと思っている

人も多いのですが、商標とはブランドそのものではありません。

さらに、ブランドというと商品のみに関係すると誤解している人もいるようですが、ブランドは商品に限らず、会社のブランド(コーポレートブランド)もあれば事業ブランドやサービスブランドなどもあり、様々なものと深く関係しています。

このようなことを踏まえてブランドを改めて定義すれば、「ブランドとは、ある売り手の企業や事業および財・サービスなどを、他の売り手のそれとは異なるものとして認識させる名称・標語・商標・デザイン・シンボルおよびその他の特徴から人々が連想する価値」となります。

ブランドには企業と顧客との「約束」という側面もあります。

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